今上天皇による生前退位のニュースでびっくらこいたんですが、

同じようなインパクトのあるニュースがトルコでのクーデター未遂である。

日本時間の土曜日早朝に起床して為替変動を確認してみると突如としてリスク回避の動きをしていたので何事かと思って国際ニュースを探っていたらトルコで軍によるクーデター発生であった。

トルコ国内では、専横的なエルドアン大統領に対する不満なのか、対ロシアに対する大統領の弱腰外交に対する不満なのかは判らないがとにかくトルコ国内では軍によるクーデターが勃発していた。

最近はイスラム国によるテロもあり政情不安定ではあるが、強権な大統領による手腕でどうにか持ちこたえていた観があった。

一時は、国軍により政権奪取とニュースが流れていたが、その後大統領側の呼びかけに呼応した国民が街を走る戦車への抗議活動が活発化したりして徐々に制圧されていった。

なんといっても反乱軍は軍なので警察程度の重火器では太刀打ちできまいと思っていたら、反乱軍を鎮圧したのは同じ国軍であった。こりゃ勝ち目は無かばい。

ということで、反乱軍兵士は徐々に投降する者が増えクーデターは鎮圧された。

今日のニュースでは、反乱に参加した兵士の中には、上長から訓練と聞かされていた場合もあり、どうやらクーデター自体が怪しい雰囲気となってきた。

真意はどこにあるかは不明ではあるが、とりあえずは土日でトルコ国内は落ち着いたということでグローバル経済への影響は小さく済んだ模様。

週明けの月曜日は日本は祝日で東京株式市場はお休みなので値の上げ下げは無いが、月曜日深夜のニューヨーク市場がどう動くかによりますけど、火曜日の午前中は一応気を付けておいた方がよいですね。念のために。

トルコのボスポラス海峡に沈む夕日（ではなくて、我が家の２Ｆから見た夕日ですｗｗｗ）