お盆帰省、まさかの夜逃げ? (つづき)

前回からのつづき・・・



暗くなる前に買っていた缶酎ハイを飲みながらラスクを食べて過ごす。


実家にはテレビが無いので時間がなかなか進まない。


午後八時半過ぎだがなんもすることなく、明日も運転するから今日は早めに寝ることとした。


妻はスマホゲームをしているのでまだ起きているらしい。


奥の部屋で自分の寝る布団にもぐりこみ、枕元にはラジオを置いて聞き入りながら目をつむる。


小一時間した頃に部屋の引き戸が開いた。


妻も寝るらしい。




妻は部屋に入るなり、「この部屋暑い!」と言った。


妻はこの世代の女性特有の暑がりなのでふだん寝る時はエアコンの設定温度をかなり低めにして寝ている。


私的には丁度良い室温なんだけど仕方なくエアコンの設定温度を下げてみる。
エアコンからゴ~っという音と共に強烈な冷風が私の体を包みだした。


「うぇ~寒い」プルプル 思わず上布団を頭まで被ってしまった。


妻は快適な感じで静かに睡眠に入ったようで・・・





そんな中、私が咳き込み始めたのであった。
喉がイガイガする。
更に気管が狭くなったのか呼吸が苦しくなりゼーゼー言い出した。



やばぁ~い!



持病のある気管支がアレルギー反応を起こしてしまった!!


通常ならば気管支を拡張して呼吸を楽にする粉末を吸引して事なきを得るはずなんだが・・・


吸入の薬を持ってきてなぁ~い!(忘れた!)


この症状は、主に冬季によく発生し、夏季は全くと言っていいほど発作は起こらない、ので、今回はかなり油断したようなんです。



この状況、私は時々咳き込みながら呼吸はゼーゼー言ってるし、隣の夫がこんな感じなので妻は眠ることもできず…





ここで私は二者択一の決断を下さねばならないこととなりました。


一つ目は、
可能性としてはどのくらいの時間かは判らないがしばらくすればやや落ち着くこともあるのでしばらく我慢する。最悪、眠らずに朝を迎えそのまま自宅へ戻る。
しかし、この場合は翌日の運転がきつそうだし、なんと言っても台風15号が自宅方面に向かっているので風雨の中の寝不足運転は非常に危険である。



二つ目は、
今の状況では、呼吸は苦しいけれど小一時間ほど寝ているためか体調は宜しい。
運転は可能だ。更に外は風雨なく問題はない。
今ならば撤収することが可能だ!



以上の点を妻に説明すると妻は「じゃ今から帰りましょう。」ということでさっさと帰り支度を始めたのであった。




時刻は夜11時過ぎ。。。
仏壇の前で、両親とご先祖様に状況を説明して「御免やけど今から帰るで」と一言いい残して帰路についたのであった。


普通車であるけれど小型に分類される愛車には様々な荷物と共に、二人分の寝具がどっかと積載され満タン状態


妻曰く、「まるっきり、夜逃げだ!」


ほんと、帰ると決めてから出立までにバタバタと用意したんでまるで夜逃げ状態でした。(笑)





外は風雨無く、夜も遅いので車が殆どなく高速道路を快調に進めました。


運転を始めて小一時間ほどで私の気管支の状態は嘘の様に通常呼吸に戻り、あの時の苦しい時間はまるで悪夢を見ていたような不思議な気持ちに包まれました。



途中眠たくなることも無く、自宅へ帰りついたのは日付けが変わって午後1時過ぎ


妻はかなり眠たかったのでしょうさっさと自分の寝室へ、私は何故か眠たくなくしばらくは起きてました。



今回は無事帰宅することができて何よりでしたが、今後は油断することなく薬は持ち歩くことといたします。(大反省中~)
 


 


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